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3 学科ウェブサイトのデザイン方針

具体的にウェブサイトの設計を進めるにあたっては、1)分かりやすい、2)古くならない、3)継続しやすい、という3つのデザイン方針を決め、その方針に合うようなビジュアルやシステム、コンテンツのデザインを検討していった(図3)。

図3:学科ウェブサイトのデザイン方針

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図3:学科ウェブサイトのデザイン方針

3−1 ビジュアル

■シンプルで飽きないデザイン

ウェブデザイン表現には、動画やフラッシュなど様々なものがあるが、学科ウェブサイトでは表現の目新しさを目指すのではなく、時間がたっても飽きず古くならないシンプルなデザインを心掛けた。これは、久しぶりに学科ウェブサイトを訪れた人にとって、大きく変わっていないことが、安心感や愛着につながっていくと考えたからである。

■トップページは学科の顔

トップページは“学科の顔”として、学科で何が起こっているのか一目で分かる目次のようなデザインを目指した。図3で示したように、左半分は定期的に更新される部分で、ここを見れば最新情報が分かるようになっている。テキスト情報だけではビジュアル的に変化が少ないので、メインとなる写真を記事の更新と連動して入れ替えることにした。これは、予想以上にイメージチェンジに役立っていて、飽きないデザインにもつながっていると思われる。

■ユーザビリティに配慮

トップページ以外のページも、トップページに近いデザインとした。例えば、図4、5のように、上下のデザインは全て同様のものとなっている。これは、検索によってたまたまトップページ以外のページに直接アクセスした場合でも、学科ウェブサイトの全体構造がすぐに把握できるようにするためである。ただ、全てが同じページデザインだと、さすがに飽きる可能性があるので、コンテンツの性格に合わせて中身には少しずつ変化をつけている。

図4:トップページ

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図4:トップページ

図5:教員紹介ページ

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図5:教員紹介ページ


3−2 システム

■専門知識がなくても簡単に更新ができる

図6:記事を作成するときの入力画面

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図6:記事を作成するときの入力画面

より多くの人が関心を持って、定期的にアクセスしてもらえるようなウェブサイトを目指すには、更新頻度を高くすることが必須である。そのためには、第一にストレスなく更新作業ができることが大切であると考えた。そこで、専門的な知識を持たなくても更新が可能なCMS(コンテンツマネジメントシステム)であるウェブログ(weblog)のシステムを導入することした。入力画面は、図6のようになっていて、メールソフトの操作とさほど変わらない操作で更新できるようになっている。また、誰でも簡単に更新できるようにマニュアルを作成し、学生が運営に関わりやすくなるような環境を整えた。

■欲しい情報にすぐに辿り付ける

通常、3クリックで欲しい情報に辿り付けることが使いやすいウェブサイトの条件とされている。したがって、図6のサイトマップに示したように構成はシンプルに分かりやすく、階層を深くしないことを心掛けた。また、どこのページにいても自分のいる場所がすぐに分かり、関連情報へのリンクが分かりやすく表示されるようにするなど、使いやすいデザインを心がけた。例えば、先に紹介した図5の教員紹介ページでは、教員や研究室がブログを持っている場合、その最新の記事タイトル一覧が表示されるようにしている。

図7:サイトマップ

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図7:サイトマップ

3−3 コンテンツ

■時間が経つことで価値が増す

ウェブログのシステムを導入したことで、様々なコンテンツをアーカイブ化することが可能になった。例えば、日々の出来事やニュースなどは、時系列で保存されるだけでなく、キーワードやカテゴリなどによっても保存され、検索などによって簡単に取り出せる。例えば、増え続ける日々の情報は、時を重ねることで学科の貴重な記録としての価値が増すと考えられる。

■ネタに困らないコンテンツ

技術的に簡単に更新が可能なシステムを導入しても、肝心のネタがなければ更新はしにくい。気負うことなく、無理なく更新し続けるために、頻度高く更新するコンテンツは、既にあった学科ブログを少し拡充するにとどめた。具体的には、学科ニュース *4学科レポート *5特派員だより *6のみである。学科レポートは実習やイベントなどの報告記事を書くことを決めているので、ネタには困らない。特派員紹介 *7学生優秀作品 *8は、年度はじめに機械的に更新することにした。そして、学科紹介や受験生向け情報などは変更があったときのみ更新すればよい、ということにした。

    

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