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3.地域性を生かした拠点づくり

図1に示す地図の北端にある童子山の南側には、大正期から昭和初期に形成された落ち着いた街並が残されている。その中心には国登録有形文化財である「旧来住家住宅」があり、平成15年から一般の来訪者に公開されると同時に、西脇TMOの管理の下、まちづくりの拠点施設として、様々な地域行事に利用されている。しかしながら、外来者の多くは「旧来住家住宅」を訪れるのみで、周辺にまで足を伸ばすことはまれである。また、地域の人々の間でも、周辺のまちなみの歴史的・文化的価値に対する認識は高いとは言い難く、地区独特の景観特性は、老朽化した建物の更新によって徐々に失われつつある(写真24)(写真25)。

図1 活動対象地区

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図1 活動対象地区

写真24 対象地区内のまちなみ

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写真24 対象地区内のまちなみ

写真25 対象地区内のまちなみ

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写真25 対象地区内のまちなみ


そこで本プロジェクトでは、このような地区内で、あまり利用されなくなった2つの建物の再生活用を試みた。ひとつは、地区の東寄りに位置する旧織物工場で月極駐車場として利用されていた建物を、「播州織工房館」に改修したものである。もうひとつは、地区の西寄りに位置し、かつて家政学校の調理室として使われていた建物を、「デザイナーズショップ」に改修したものである。

    

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