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まとめにかえて

本稿では、白川郷における補足調査の内容に加え、2005〜2007年度に実施した国際共同プロジェクトに関する実施報告書のとりまとめと、次年度以降の実施を検討している台湾における国際共同プロジェクトの調査対象地の検討状況について報告した。

今後の大学間における国際協力のあり方については、各校を取り巻く社会情勢等を考慮しながら、随時、軌道修正していく必要があると思われるが、現段階で各校担当者の了解を得た方向性について最後に記し、まとめにかえたい。

1)
次年度以降、当初から参加している本学、北京理工大学、東西大学に加え、台湾の雲林科技大学および台湾芸術大学も加わり、5校間の交流がスタートすることが予定されている。このため、これまでのように参加各校のメンバーが同時に一か所に集合してフィールドワークを行うことは、これまで以上の困難が予想されるので廃止する。
2)
これにかわり、5校による交流については、当面は共通のテーマを掲げたデザインコンペティションや国際シンポジウム等を実施することとし、出題および発表・講評会の実施を各国持ち回りのホスト校が担当する形式をとることとする。
3)
これまでに実施してきたフィールドサーベイ等の国際共同プロジェクトについては、必ずしも5校合同で進める必要はなく、状況に応じて参加可能校同士が個別に連携しあって実施していく。
4)
上記2)および3)の大学間国際連携によるプロジェクトを継続的に実施する体制を整えるために、各校とも可能な限り正式な授業単位として位置づけ、大学間で必要な予算措置を講じるものとする。

注・引用文献

*1―
大田尚作他「3大学合同調査―王家大院を事例として―」『芸術工学2006』
大田尚作他「3大学合同調査-2―韓国河回村を事例として―」『芸術工学2007』
大田尚作他「3大学合同調査-3―白川郷荻町を事例として―」『芸術工学2008』
*2―
江馬三枝子『飛騨白川村』未来社、1996、p164
*3―
飛越合掌文化研究会(角竹弘、高田善太郎、長谷川和衛)、『世界遺産の合掌造り集落―白川郷・五箇山のくらしと民俗』岐阜新聞社、1996、p95

(2008年度大学院共同研究採択課題)

    

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