3.アート イン コンテナ作品「群」/作家名"小野養豚ん"

「群」:コンセプト 

写真6 コンテナ展示風景 夜撮影

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写真6 コンテナ展示風景 夜撮影


写真7 作品「群」

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写真7 作品「群」

神戸ビエンナーレのテーマである“出会い"から、豚の群れる像をイメージし触れ合いを形にしている。コンテナの空間が埋まるようミニ豚を量産し空間演出している。

作者は養豚場を実家に持ち、これまでに人間の惰性や生活、自分自身を豚に投影し表現してきた。豚は常に集団で寄り添い、肌を触れ合わせながら行動し生活している。寝る時は固まり、お互いの体温によって暖め合う。緊張すると寄り集まり、時が経過するのを伺う。この行動から他者と触れ合いながら生きていく人間を写し出し、豚の群像に投影している。

神戸は、大地震の災害によって報道され広く知られている。作者は震災の経験がなくブラウン管を通じて被災地の人々を見てきた。その中でも、年月の経過とともに復興を遂げてきた一方で、癒されない傷を他者との触れ合いによって明るく生活する人たちが居た。このことから第三者として神戸へ発信できることは、協力しあい、互いの触れ合いによって生まれる強さと生きることを形にして表現することである。

作品は、豚の30パターンから成る姿を原型とし型に取り、パラフィンを流し込む。コンテナの空間が埋まるよう量産し、天井から正面の壁に伝って床まで流れるように積み並べ、インスタレーションを試みた。

コンテナに設置されたミニチュアの豚は、およそ2000個以上に及んだ。(写真6,7,8)

尚、作者の実家である養豚場は"小野養豚"であるので、作者はここから"小野養豚ん"という作家名で出品している。


写真8 作品「群」床面細部 

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写真8 作品「群」床面細部


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