3 地域別構想の策定

3−1 三つの地域についての構想

稲美町は、昭和30年に、加古村、母里村、天満村の旧3 村の合併によって誕生した。現在においても、自治会組織の活動、各種公共施設の配置、および住民の日常生活圏域の実情において、これら旧3村の地域区分との対応がみられるため、地域別構想もこの3つの地域区分を基本とした。各地域の構想においては、まず地域の現況に関する分析を行い、特に地域の魅力づくりに役立てることのできる様々な地域資源の掘り起こしに重点を置いた。一方で、廃ため池などの低未利用地の分布についても把握した。このような現況分析から地域ごとの課題を導き出し、それらを解決するための方策として考えられる、地域ごとの取り組みや施策の例を、可能な限り具体的に例示することに努めた。


図9 まちづくり構想図(加古地域の例)

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図9 まちづくり構想図(加古地域の例)

3−2 地域づくりの進め方

都市計画マスタープランに示された方針をより具体的な計画とし、様々な事業へと展開し、本当に意義のある形で実現するためには、地域住民のまちづくりへの参加が不可欠である。稲美町の市街地や田園集落、農地、ため池、河川、樹林地、文化財等は、各々が独自の個性と魅力を備えており、それらの価値が最大限に生かされるような工夫を、行政と住民とが協力して行うことが重要だと考えられる。今回策定したマスタープランに沿って具体的な計画が行われ、個々の事業が実施される際には、それらを真に有効なものとするため、住民の主体的な参加を通したいっそうの創意工夫が行われることが期待される。


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