報告|REPORT

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地域社会と関わるアート活動の実践報告:「ペイントバス」「クリスマス電車」「壁画制作」

Practical report of the art activity in the community:"Paint bus", "Christmas decoration train",and " The picture which was drawn on the defense wall of the construction "


谷口文保

TANIGUCHI, Fumiyasu  Assistant Professor,Department of Plastic Arts, School of Progressive Arts





はじめに

近年、地域社会とアートの関係は非常に密接なものとなりつつある。各地で実施されているアートイベントやアートプロジェクトはその量、質ともに発展してきている。美術館やギャラリーを舞台としていたアーティストの活躍の場が、今や都市や農村のまちかどに拡大していると言っても過言ではない。また、こうした状況はさまざまな課題を抱える地域社会にとって新たな可能性となっている。まちづくり、福祉事業、環境教育など、地域社会からさまざまな実施効果が期待される中で、アート活動やアーティスト自身がどのように変化していくのか、発展していくのかに注目していきたい。ただ、こうした活動の多くは一時的かつ仮設的な事業である場合が多い。そのため後日、研究しようとしても詳細な記録が残っていない場合も多い。地域社会と関わるアート活動を実践研究する者として、活動の一層の発展を目指す上で、記録や報告の積み重ねが重要であると感じている。

本稿は2007年から2008年にかけて私が実践した地域社会と関わるアート活動に関する活動報告である。本稿が地域と関わるアート活動の研究と発展に寄与することを願う。


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