図6-1 「みついけ」(右)と「みついけ南」(左)、その向こうに「舞多聞」の新しい工区(写真:宮代、2008)

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図6-1 「みついけ」(右)と「みついけ南」(左)、その向こうに「舞多聞」の新しい工区(写真:宮代、2008)


図6-2 「てらいけ」予定地の現況調査(写真:宮代、2007)

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図6-2 「てらいけ」予定地の現況調査(写真:宮代、2007)


図6-3 「ガーデンシティ舞多聞」とその周辺の既存住宅地(写真:都市機構、2007)

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図6-3 「ガーデンシティ舞多聞」とその周辺の既存住宅地(写真:都市機構、2007)

6 まとめ

6−1 「みついけ」「みついけ南」プロジェクトの課題

「みついけ」と「みついけ南」では、2007年春、2008年春にそれぞれ宅地引き渡しが行われ、現在は、みついけが68世帯中47世帯、みついけ南では81世帯中約40世帯が入居済みと、「コミュニティづくり」が進み、「エリアマネジメント」が本格的に始動している。ここでは、協定運営委員会を中心とした「ルールの運用」と、自治会を中心とした「暮らしのマネジメント」を、都市再生機構や神戸芸術工科大学のサポート、さらに行政の助成などを受けながら、また、みついけとみついけ南、そして「舞多聞」の新しい工区と連携しながら、いかにして、まちの質を維持し向上させ、価値化するか、が課題となっている。(図6-1)

6−2 てらいけプロジェクトの課題

てらいけは、「みついけ」「みついけ南」の経験に学びながら、環境の固有性を生かした「スペースデザイン」「コミュニティづくり」「エリアマネジメント」を提案し、さらに質の高い居住環境を創出することが求められている。

また、てらいけでは、斜面緑地を介して周辺を囲む、既存住宅地と共存する「スペースデザイン」「コミュニティづくり」「エリアマネジメント」も重要な課題となっている。(図6-2)

6−3 「ガーデンシティ舞多聞」の課題

「ガーデンシティ舞多聞」は、三方を1960年代後半から1990年代に開発された、既存住宅地に囲まれている。中でも、初期に開発された住宅地では、空地・空家の増加、宅地の細分化など、衰退や質の低下が見られはじめている。「舞多聞」自身の価値化と共に、こういった周辺の既存住宅地の再生との連動が求められている。

研究室では、「舞多聞」に転居した住民の転居前の敷地を、隣家に利用してもらう「住み替えプログラム」を提案している。このことにより、既存住宅地を低密度化し、環境の価値を高めることを目的としている。この「住み替えプログラム」を、都市再生機構や宅地取引業者と連携して、いかにして実践していくか、が課題となっている。(図6-3)


 

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