図3-1-1 第1回緑地管理ワークショップの風景(写真:宮代、2007)

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図3-1-1 第1回緑地管理ワークショップの風景(写真:宮代、2007)


図3-1-2 第1回緑地管理ワークショップにおける林内活動前後気分テストの結果(作成:上原、2007)

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図3-1-2 第1回緑地管理ワークショップにおける林内活動前後気分テストの結果(作成:上原、2007)


図3-1-3 第2回緑地管理ワークショップの風景(写真:橋本、2007)

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図3-1-3 第2回緑地管理ワークショップの風景(写真:橋本、2007)


図3-1-4 第1回「舞多聞ネイチャーアート」の風景(写真:宮代、2007)

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図3-1-4 第1回「舞多聞ネイチャーアート」の風景(写真:宮代、2007)


図3-1-5 第1回「舞多聞ネイチャーアート」の風景(写真:宮代、2007)

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図3-1-5 第1回「舞多聞ネイチャーアート」の風景(写真:宮代、2007)


図3-1-6 第3回緑地管理ワークショップの風景(写真:都市機構、2008)

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図3-1-6 第3回緑地管理ワークショップの風景(写真:都市機構、2008)


図3-1-7 第2回「舞多聞ネイチャーアート」の風景(写真:宮代、2008)

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図3-1-7 第2回「舞多聞ネイチャーアート」の風景(写真:宮代、2008)


図3-1-8 第2回「舞多聞ネイチャーアート」の風景(写真:橋本、2008)

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図3-1-8 第2回「舞多聞ネイチャーアート」の風景(写真:橋本、2008)


図3-1-9 第3回緑地管理ワークショップの集合風景(写真:都市機構、2008)

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図3-1-9 第3回緑地管理ワークショップの集合風景(写真:都市機構、2008)

3 「みついけ」と「みついけ南」との連携による「学園南緑地」緑地管理ワークショップ

「みついけ」「みついけ南」に住まう人々を対象とした、都市再生機構と神戸芸術工科大学主催の「緑地管理ワークショップ」は、旧舞子ゴルフ場の斜面緑地が残された「学園南緑地」と、隣接する「舞多聞まちづくり館」をフィールドとし、継続的に開催されている。

このワークショップは、「学園南緑地の緑地管理」と、「舞多聞ネイチャーアート」(第2回以降)の2つのプログラムが同時に開催されている。

「学園南緑地の緑地管理」の「住まう人自らの手による共有財産(緑地)の管理」、「舞多聞ネイチャーアート」の「身近な自然物を用いたアート作品づくり」、これらを通じて、「コミュニティのつながり」「自然とのふれあい」「アートへの関心」を深めることを目的としている。

3−1−1 第1回緑地管理ワークショップ

2007年6月17日(日)

36名が参加。当日はまず、栗本修滋氏が、「学園南緑地(里山)の管理」をレクチャーし、「共有財産である緑地を住民自らが管理することの意義」「緑地管理を通じた住民交流や次世代の育成」について言及した。続いて、上原が、「英国BTCVに学ぶ里山をつかったナチュラルブレイク(新しい森林浴)の可能性」をレクチャーし、「BTCV(British Trust for Conservation Volunteers:英国環境保全ボランティア協会)による自然環境の保全とレクリエーション利用の両立」、「森を歩くだけでなく管理することによるリラックス効果」について言及した。その後、参加者は学園南緑地に入り、都市機構の担当者や栗本氏のアドバイス、大学スタッフのサポートを得ながら、下草刈りを約40分程度行った。(図3-1-1)

また、当日は参加者を対象に「林内活動前後の気分テストによるリラクゼーション効果計測」を行った。この効用を客観的に示すことで、緑地保全に関心の薄い住民層を取り込み、気軽な環境保全プログラムを提案することを目的とした。

さらに、環境保全プログラムを周辺の商業施設にも提案し、隣接する斜面緑地の活用や管理を、「みついけ」や「みついけ南」と連携しながら行う「グリーンネットワーク」の構築を提案した。(図3-1-2)

3−1−2 第2回緑地管理ワークショップ

2007年12月1日(土)

11世帯29名参加。今回から、「学園南緑地の緑地管理」と同時進行で、「舞多聞ネイチャーアート」がスタートした。

「学園南緑地の緑地管理」では、まず、栗本修滋氏からの、道具の使い方や、緑地内の植物について説明の後、緑地内の下草刈りを実施した。「舞多聞ネイチャーアート」では、「自然と出会おう。オブジェをつくろう。」と題して、学園南緑地内の素材を用いてオブジェを製作。谷口による主旨説明の後、参加者は、学園南緑地の森に入り、どんぐり、枯葉、苔、蝉の抜け殻などの自然の「宝物」を探し、参加者同士で見せあった。その後、舞多聞まちづくり館に戻り、小さな植木鉢に粘土を詰め、そこに1mの銅線を垂直に立たせ、その上に緑地でみつけた「宝物」を接合した。そして、それぞれがつくった22個の小さな植木鉢を円形に集めることによって、一つの作品とした。最後に、参加者で作品を囲み、谷口からのコメントの後、プログラムが終了した。(図3-1-3、3-1-4、3-1-5)

また、このワークショップの様子をパネル化したものが、2008年2月18日〜28日、神戸市垂水区役所1階ロビーにて、作品と共に展示された。

3−1−3 第3回緑地管理ワークショップ

2008年6月7日(土)

7世帯15名参加。「学園南緑地の緑地管理」では、「学園南地区の貴重種について」のレクチャーが行われた。舞多聞には、「キキョウ」などの貴重種植物が残されている。今回は、新たに発見された貴重な生き物が紹介された。その後、「学園南緑地」に移動し、貴重種の移植と「ヒメガマ」を守るために、溜め池に繁茂した葦(よし)刈りを行った。最後に、昨年、地区内から種を採取し、栗本氏の事務所で育てられた「キキョウ」の苗が、参加者に送呈された。古くから土地に根付いてきた自然が、各戸の庭に復元されることになる。

「舞多聞ネイチャーアート」では、「自然と出会おう、森の絵画」をテーマに、学園南緑地の溜め池に繁茂した葦(よし)を束ねてつくった筆を用い、「風」をテーマとした抽象絵画を制作した。参加者は、3つのグループに分かれ、まず、葦をひもで束ねて筆をつくった。それをアクリル絵の具(5色)の入ったバケツに浸し、障子紙(1m×3m)に様々な色や形の「風」を描いた。そして、各グループの出来ばえを全員で確認した。次に、各参加者は、B3サイズのケント紙でつくったフレームを用いて、障子紙上に描かれた「風」の中で気に入った部分を見つけて切り取り、それをフレームに貼り、さらにイラストレーションボード(B3サイズ)上に貼って、作品が完成した。完成した11の作品がイーゼルの上に載せられ、参加者全員が集まって鑑賞し、谷口からの各作品に対するコメントの後、プログラムが終了した。参加者は各自作品を持ち帰ったが、このプログラムを通じて制作した作品を自宅に飾ることで、地域の自然とコミュニティをアートでつなぎ、その価値や経験を共有していくことを目指した。(図3-1-6、3-1-7、3-1-8、3-1-9)

また、このワークショップの様子をパネル化したものが、2008年7月1日〜11日、神戸市垂水区役所1階ロビーにて、作品と共に展示された。


 

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