2 提案プロジェクト

2−2 「わたしのきもち」プロジェクト

 地下通路のあちこちに、人々から集めた言葉を投影するプロジェクト。

実施プロセス

phase 1:
商店街および周辺住民、およびこの場所を訪れる一般の人々に広く呼びかけ、地下通路のあちこちに投影する短い言葉(ショートメッセージ)を募集する。
phase 2: 
地下通路の壁や天井、場合によっては床などに、液晶プロジェクタを用いて、集めた言葉をスライドショー方式で次々と投影する。
phase 3: 
投影する言葉は、定期的に更新する。また、応募作品のコンテストを行なうなど、継続的なイベントとしても活用する

(解説)
 言葉は、ごくありふれた日常生活の中で交わされるようなもので良く、特定の友人や家族に対する私的なメッセージであってもかまわない。例えば、「○○さん、こんにちは」、「コロッケが食べたいな」、「おそとで遊びたいよー」、「もう、かえろう」、「あ、しまった!」、「やったね!」といったものである。
 おそらく誰にとっても親しみのあるような、日常の中での何気ない「きもち」を示すような言葉を、地下通路の天井や壁など意外な場所に大きめの文字で投影することによって、それまでは単なる通路でしかなかった無表情な地下空間が、急に生き生きとした親しみのある場所に変化する。
 投影する言葉の募集方法としては、様々なやり方が考えられる。地下通路の各所に記入用紙と回収箱を設置しても良いし、各店舗に協力を求めても良い。地域住民の方々に直接応募用紙を配付することも可能であろう。インターネットの活用も考えられる。
 応募してもらった言葉の中には、公共空間に投影するには適切でないものも含まれる可能性があるので一応の選定作業を行なう必要があるが、さらに人気投票を行なったり、ユーモアあふれる言葉に何らかの賞を出すなどすれば、一般の人々の関心を高め、地下通路がそうした作品の展示の場となって、多くの人々の来訪を促すことにつながると考えられる。


図2 通路の壁に投影された、「わたしのきもち」

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図2 通路の壁に投影された、「わたしのきもち」

図3 コンテストの受賞作を、イベント時の仮設スクリーンで紹介

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図3 コンテストの受賞作を、イベント時の仮設スクリーンで紹介


図4 空き店舗のシャッターと天井に投影された、「わたしのきもち」

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図4 空き店舗のシャッターと天井に投影された、「わたしのきもち」




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