2 研究目的・方法

 王家大院には、高家崖と紅門堡をあわせると非常に数多くの小祠が存在する。多くは土地神や門神を祀るもので、路地のアイストップや入口の脇に設置されているが、中には非常に凝った装飾をもつものもみられ、建築的にも興味深い。これらの分布、祀られ方、建築的特徴(形態・吉祥紋様装飾)の調査・分析を行い、王家大院の人々がこれらの小祠にどんな願いを込めたのかを探ることが、ここでの主たる目的である。なお、本研究における小祠とは、何らかの信仰対象を祀る小型の建築物をさす。
 研究にあたっては、まず広大な王家大院において小祠の所在地・数の悉皆的な調査を行い、主として写真等による記録を行った。次いで、現地調査のデータをもとに、祭神や建築形態、吉祥文様の構成などについての分析を行った。



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