報告|REPORT

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中国少数民族におけるデザイン文化の調査―新疆ウイグル自治区におけるデザイン文化の予備調査―

Research on the Cultural Design of Chinese Ethnic Minority Groups
- Preliminary Study of the Xinjiang Uyghur Autonomous Region-


山口惠子

YAMAGUCHI  Keiko         
Professor, Department of Fashion and Textile Design, School of Design


野口正孝

NOGUCHI  Masataka         Professor, Department of Fashion and Textile Design, School of Design


田中奈美

TANAKA  Nami           Associate Professor, Department of Environmental Design, School of Design


松本美保子

MATSUMOTO  Mihoko         Professor, Department of Fashion and Textile Design, School of Design


玉川絵理

TAMAGAWA  Eri            
Research Associate, Graduate School of Design Research


笹谷晃生

SASATANI  Teruo            
Professor, Department of Plastic Arts, School of Progressive Arts


相良二朗

SAGARA  Jiro             
Professor, Department of Product Design, School of Design


程 九軍

JIUJUN Cheng Research Student, Graduate School of Design Research





1 はじめに

 未曾有のスピードでアジアは近代化されている。人々の生活も欧米化に向かって日々発展・進化しつづけている。少数民族が暮らす地域さえ年々近代化の波が押し寄せ、長い間守られてきた固有の生活環境と伝統的な文化が変化し始めている。漢民族や少数民族は、彼らの住む環境、気候風土、生活習慣や宗教にみごとに適合した衣.食.住のデザイン文化の伝統を脈々と受け継ぎ、伝えてきた。この両者の文化も徐々に、しかし着実に欧米化と言う路線に舵が切られ、欧米風の便利さや安易さを求める生活に変わろうとしている。
 本研究では、このような現実をふまえ、貴重な漢民族と少数民族の文化遺産を、総合デザインの視点で調査・研究し、データーベース化することを主たる目的としている。
  本年度の調査対象地区として、文物や文化、宗教が、東から西、西から東へと行き交い、悠久の昔から東西文化交流の中心的役割を果たしてきたシルクロードが通過する地域新疆ウイグル自治区に注目し、その地域におけるファッション(民族衣装からアクセサリー等)から祭り、楽器、生活品のデザイン等に関する予備調査を実施したので報告する。


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