2−3−2 播州織の共同開発

 繊維総合見本市「ジャパンクリエーション2006」へ向けての先染綿素材の共同開発を産元商社と行った。ファッションデザインを学ぶ学生によるデザインイメージと播州織の地場産業の持つ高度な生産技術を融合させることにより、これまでにない新しい感覚の「播州織」の開発を目指したものである。連携先は西脇地区の産元商社である株式会社カゲヤマ。参加した学生は、前期に産学連携に加わった3年ファッション企画コース、ファッションデザインコース学生16名、4年生5名、学部研究生1名、大学院生1名の合計22名である。
 2005年8月22日、播州織素材とその生産に関わる基礎知識を習得するため、産地の工場や工業技術支援センターにおいて研修を実施した。生産工程を理解するため、染色、サイジング、織布、仕上げ加工の順に、北播染色工場(染色工場)、加美機業協同組合(サイジング工場)、山口哲生工場(織布工場)、第一染工(加工場)を訪問し、株式会社カゲヤマ(産元商社)、兵庫県立工業技術支援センターを加えて6カ所を訪問した。
 参加した学生は、25素材のイメージとアイデア提案を産元商社に行い、最終的に6提案が採択され、製品化された。製品化された素材は、「ジャパンクリエーション2006」のテキスタイルコンテストに応募し、ファッションデザインコース3年貴志仁美さんが提案し、共同開発した素材が、素材の感触、風合いが評価対象のニュータッチ部門*3で入賞を果たした。入選した作品を含む共同開発した素材は、産元商社のブースに展示された。これらの素材の中には、前年度に開発した素材も含めて、すでに複数の企業からの引き合いが出されているものもある。

図14 中山喜子さんが共同開発した素材

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図14 中山喜子さんが共同開発した素材

図16 貴志仁美さんが共同開発し、ニュータッチ部門で受賞した素材

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図16 貴志仁美さんが共同開発し、ニュータッチ部門で受賞した素材

図15 中山喜子さんが共同開発した素材

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図15 中山喜子さんが共同開発した素材



図17 受賞した貴志仁美さん

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図17 受賞した貴志仁美さん

図18 開発された素材を用いて作られた製品

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図18 開発された素材を用いて作られた製品



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