2 西脇地区・播州織りの地場産業との産学連携の取り組み

2−1 背景

 兵庫県西脇地区の先染綿素材の播州織りの地場産業は、大巾に規模を縮小している。兵庫県織物共同組合連合会・播州織工業組合の資料では、播州織りの織布企業数は、1970年には1483社だったものが2004年には349社になり、この30年あまりで約1/4に減少している。また、織布の生産数量は1987年の3億82,76万1千メートルをピークに急減し2004年には、9596万2千メートルまで落ち込み、最盛期の約1/4になっている。また、従業員数は、1970年には、11,186人であったものが、2004年には、1281人になり、この30年あまりで、約1/10近くに激減しているのが現状である。西脇の播州織りの地場産業は、「ものづくり」の高度な生産技術を持っているものの、これまで受諾加工生産に甘んじてきたことから、独自の企画、商品のブランド化、およびその発信に対する努力がされていなかったことが現状の低迷を引き起こしている原因であると考えられる。


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