2.評価検証

2-1 評価検証の狙い

今回、評価検証を目的としたアンケート調査を実施し、その分析により『わかりやすさ』や『使いやすさ』を具体的にイメージさせる要素を抽出し、そこから映像コンテンツに登場するユーザーインタフェースに見合った評価軸を導き出すとともに、昨年秋に公開された作品『ideas ahead 2010』を改めて評価し、今後の取り組みに生かせるデザイン指針を明らかにしたい。


2-2 評価方法

以下に、本研究にて取り組んだ評価の手順を示す。

2-2-1 アンケート票の作成

表1:アンケート調査票

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表1:アンケート調査票

まず、機器の使いやすさを高めるための具体的なユーザーインタフェースのアイデア抽出に取り組み、筆者のこれまでのデザインワークや調査の過程で考察してきた様々なアイデアをリストアップした。そして内容の重複を省いて23の項目にまとめ、各々のアイデアについて、必要とするか否かをYES−NOで問う形式のアンケート票を作成した。(表-1)
23の項目は以下の通り。


A 操作の回数が少ない
B 操作方法を習う必要が無い
C 誰かが操作方法を教えてくれる
D 機械が操作方法を教えてくれる
E 音声で操作する
F しぐさで操作する
G 異なる機能でも操作の方法が共通している
H 操作方法が、なんとなく予想できる
I 誰かが代わりに操作してくれる
J 操作の方法や手順が示されている
K 操作の項目ごとに選択肢から選ぶだけ
L 自分で操作方法を学んで覚える
M 使う機能が、自分にとって必要であること
N 操作すること自体に楽しみがある
O 最初は簡単で、慣れると高度になって行く
P 間違えずに操作すればポイントがたまる
Q その機器に愛着があること
R 機器を買い換えても操作方法が同じ
S 同じ製品ジャンルなら、他社の製品でも操作方法が共通
T 操作の画面がシンプル
U 操作ボタンが少ない
V 操作が難しい方が、挑戦意欲をかきたてられる
W 難しい操作でも、使えるようになれば達成感がある


2-2-2 アンケート調査
本学プロダクトデザイン学科の学生および、筆者の家族/親族や知人などを対象にアンケートを実施し、有効な回答49通を得た。



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